タニコー株式会社

タニコーは業務用厨房機器メーカーとして、お客様のニーズに合った厨房機器及び厨房のトータルコンサルタントを行ってまいります。

こだわり実験室 実験レポート

■『イチゴの質量と種数との相関関係について』

その朝、今の季節には珍しいほど、暖かく感じられる「もう、梅も三部咲 きだな・・」と、誰もが呟きそうな、そんな心持ちになるKGKスタッフとして久しぶりの休日であった。私もご多分に漏れず、お約束のように「 もう、梅も三部咲きだな・・」と、呟きながら自宅の3畳のラウンジで、遅い朝食を取っていた時のことである。食卓には、小さく愛らしい赤い果 実が、まるで”私はここよ”と私に問いかける様にそこに居た。それは、普段でもよく見かける誰でもが一度は逢った事があるであろう”苺”。 そう、苺である。

「苺、いちご、イチゴ」
・・・私の中で長いKGK生活が 染み着いてしまっているのか、職業病とも思える”?”が頭の上で幾つか浮かんでくるのを消し去ることは出来なかった。そう、よくある4コママンガ の絵のようにである。「イチゴは、なぜ赤い?・・」では無い。「イチゴの種は、いったい幾つ有るのか?!」である。私にとって久しぶりの休日、何 度かこの疑問を振り払おうと小さな、それでいて力強い戦いをしてみたが、この疑問は何度と無く頭をもたげてくる。KGKとは、それほど過酷な使命 を帯びているのだ。しかしその日の私は、少し古いイタリア映画(E.T?だったと思う)を見に行く事にしていたので、その後イチゴの事は、すっか り忘れてしまった。これもKGKの過酷な使命の成せる技で有る事は言うまでもない。

翌日、実名は証せないが”匿名希望”のS氏にこの疑問をぶつけてみる事に した。すると”匿名希望のS氏”は、私の話がまだ終わっていないと言うのに、顔色を大きく変え(それは、いちごとはほど遠い色であった)KGK緊 急召集のマスターコードを作動させたのだった。すると、数分後には隊員達はラボ内特別ミーテイングルームに集まって来たのだ。ある者は取材先のロ ンドンから、そしてある者は深く潜入していたおもちゃ密売組織からの脱出をして・・、そしてある者は、きっと入浴中だったのだろう右手にタオルを 持ったまま、と言う出で立ちでの登場である。それはKGKのあらゆる活動をかいま見る事の出来る瞬間でもあった。

数人、いや数十人席に着いた所で、私は今回の重大で且つ大胆な疑問につい て、「苺の種って、幾つあるの?」と、ほんの一言3時間以上をかけて熱弁を振るった。すると、他のKGKスタッフの顔には、一瞬緊張が走りラボ内 特別ミーチィングルームが異様な空気に満たされたと感じたのは、私だけだったろうか。

それから数時間の間、あらゆる質問や考察がなされ、ついに朝も白々と明け ようとする頃、具体的実験方法についての議論が成された。以下にその実験方法を記述しておこう。

《実験方法》

  • 【1】産地や種類によっての違いを検証する目的で、2種類の産地を選定。
  • 【2】各検果の大きさによる種の数の違いは有るのかを検証するため、質量を計測。
  • 【3】以上の組み合わせにより、各検果の種の数をカウントする。

《検果》

【1】産地・種類による分類

苺の種の数を数えている
産地 質量
佐賀県産 19g
18g
群馬県産
(低農薬果実)
13g
28g
28g
33g

以上の6検果について、測定をする事となった。

《実験》

検果実験に際し最も注意をしなければならない事、それは、実験室内の温度や湿度はさる事ながら、紫外線量等とは全く関係が無く、種の数を数え間違えない事である。実験の最中、実験室内は重苦しい空気に包まれながら、緊張と共に小さく、そしてしっかりとした「23、24、25、26・・・・・」と数を数える声だけが、数時間のあまり聞こえるだけであった。

そして数時間の後、幾多の試練と忍耐を費やし、ようやく得たその結果を。きっと世間をいや、ワイドショーをも賑わすであろう結果をここに発表しよう。


《実験結果》