タニコー株式会社

タニコーは業務用厨房機器メーカーとして、お客様のニーズに合った厨房機器及び厨房のトータルコンサルタントを行ってまいります。

こだわり実験室 実験レポート

■ 『米の体積と量との相関関係における、米は世界を救えるかについて』

KGK研究員として日本を発ち、タイはバンコクでの生活も3ヶ月が過ぎようとしていた。 研究からほんの少し解放された私たちはふと日本の事を思い出した。「今頃日本は梅雨…」すると連鎖的にさまざまな思いが浮かんできた。

「久しく日本の空気を
 吸っていないー。」
「日本食も口に
 していないー。」

タイ米とはいえ、米が食べられるだけタイはいい…。 米好きの私たちにとってみれば長い海外生活を送るうえで、米を食せる国というのは喜ばしい事であったがC日本を思い出した今となってはやはり、 日本の米に勝るものはない。おいしさ、口あたり…。だいいちタイ米ではおにぎりが握れない。 パエリアにはもってこいのタイ米も、いつの時代からか、そんな事はわからないがとにかく長い年月、日本人に愛されてきた(?!) おにぎりに…となると、日本米にかなわないのである。「梅、おかか、タラコ、具は何でもいいのだ。とにかくおにぎりが食べたい。 しかもこめ太郎で炊いた米で握ったおにぎりが食べたい。」 言い出したのはどちらだったか定かではないが、「思いたったら即行動」派のB型2人組。誰も止められるはずもなく、 研究は他の者に任せ......

....緊急帰国である。

新東京国際空港で私たちを出迎えたのは、これからの私達を占うかの様な雨、 そう、外は雨。梅雨なのだ。だが雨が降っていようともC今の2人には問題ではない。 2人の目の前に思い浮かぶのはおにぎりの山。早速米屋に向かい、購入しようとしたその時、一つの疑問が頭に浮かんだ...

「購入時点では、例えば、2kg、5kg、10kgというkg単位、すなわち重さである。 ...がしかし、それを実際使う時、私たちは1合、2合といった体積の単位で量る。 一般に1合=180cc=約150gで米は換算されているが...

重さは体積の密度で変わってくるのではないだろうか?

つまり米1粒の大きさは米の種類によって異なる。 となると米の粒の大きさが大きければ大きいほど、粒と粒の隙間も多くなり、密度は薄くなるためgに換算した時軽くなり、粒の大きさが小さければ小さい ほど、隙間が少なく、密度も濃くなるため、重くなるのではないだろうか?もしこれが事実であれば、同じ10kgの米でも、粒の大きさによって、とれる合数が変 わってくる事になる。」

この考えにたどり着いた時、私達2人は顔を見合わせた。姉妹と よく間違えられるだけあって考える事も似ている様である。「こうなっては、KGK研究員として見逃すわけにはいかない。これぞ研究員としての指令だ。」と、おにぎりを食べ たいがためにタイでの研究を放棄してきた事も忘れ、いそいそとKGK研究員に召集命令をかけ大規模で且つ壮大な実験が始まってのである。

《実験》

さて、ここで実験に使用する米であるが、米屋であらゆる米を買いあさったところ、 いわゆる日本の精米といわれている米の粒の大きさにはほとんど差がない事に気づいた。
なるほど、1合=180cc=約150gという換算方法は日本標準米の平均値から導き出され たものだったのか!ということで、この中で代表的な、というより私たち2人の独断で日本標準米から2点を検米として選び出した。これらに、胚芽精米、もち米、加工玄米、そし てちゃっかりタイから持ち帰ったタイ米を加えた6点で実験が決行される事になった。

あきたこまち こしひかり 胚芽米
加工玄米 もち精米 タイ米

《実験方法》

実験中
それぞれの検米を1合マスに入れ、体積をそれぞれ180(cc)一定にし、その後重さ(g)を測定する。

実験結果